2010年5月23日

野菜をよく洗わないと、子どもに障害が出る?

栽培過程で農薬を使用した野菜や果物を多く摂取した子どもは、ADHD(attention deficit hyper-activity disorder、注意欠陥多動障害)を発症する確率が高いとする論文が17日、小児科学誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に発表された。

 米国とカナダの研究チームは、米国の8歳から15歳までの子ども1139人を対象に調査を行った。その結果、農薬に用いられる有機リン酸エステルの残留レベルが高い子どものADHD発症率は、通常の2倍であることを発見した。

農薬を多く摂取した子どものADHD発症率は2倍、米・カナダ研究 国際ニュース : AFPBB News

日本に住む人にとっては、海の向こうの話ではあるけれど、海の向こうからやって来た野菜や果物を食べることも結構あるかもしれないしね。ある日、海の向こうに住むことになるかもしれないしね。気になる話。

ADHDっていうのは、いろんなことが言われていたりするけれど。

ADHDに関する論争 - Wikipedia

で、具体的に、どんな野菜や果物に、この農薬が多いのかと言うと、この記事によると冷凍ブルーベリー28%、イチゴ25%、セロリ20%で、残留農薬が検出だとか。

イチゴは盲点かもしれない。イチゴ狩りなんて行ったら、洗わずに食べてるもんね。
ただ、日本のイチゴ農家がどの程度農薬を使っているのかアメリカと比べるてもいろいろ条件も違うだろうし、そもそもハウス栽培だったらあまり農薬を使わないでも済むんじゃないかと。

日本ではどうなんだろう?

 これまでの研究は、たとえば農村地帯に住む農薬の摂取量が多い人らを対象にしたものだった。チームは論文で「今回のように米国で普通に摂取されているようなレベルでも、農薬成分がADHDの増加につながっている可能性がある」としている。

 農薬成分は農作物に残留したりして子どもの体内に入ったと考えられている。チームのマーク・ワイスコプさんはロイター通信の取材に「野菜や果物は食べる前によく洗ったほうがよい」と話した。

 発達過程にある子どもの脳などは、農薬など神経系に障害を与える可能性がある化学物質に特に弱いと考えられている。農林水産省によると、有機リン系の農薬は日本でも使われている。

asahi.com(朝日新聞社):農薬摂取で「子の注意欠陥・多動性障害増える」 米研究 - サイエンス

まぁ、仮に無農薬野菜だとしても、こんどは寄生虫の心配があるから、よく洗うにこしたことは無いわけで。

アメリカだから日本だからとはいちがいに言えないかもしれない。日本でも農薬かけちゃう農家はかけちゃうわけだし。自分が食べる分には農薬をかけずに、出荷する分には農薬かけちゃうっていう農家の話も聞いたりする。でも、農家にもいいぶんがあって、虫食いや虫のせいで形が悪くなった野菜は農協から出荷できないから、農薬とかをかけてでもキレイな野菜や果物にしなきゃならないんだと。

それでも、極力農薬の類いを使わずに野菜や果物を育てて売っている人もいるわけで、そういう人から見れば、それは手を抜いている事の言い訳に思えるのかもしれない。

だけど、野菜や果物の世話ができる若者がいるわけでもない農家じゃ、無農薬栽培に手をかけることもできないから農薬を使わないとならない。文句があるなら都会の連中自分で野菜育てろと、そんな感じだ。

以前、ビルの屋上緑化計画が一部で盛り上がっていたけれど、その後どうなったんだろう?
都会のビルの屋上を、畑にする。
屋上は陽射しをいっぱいに浴びるからよく育つし、風通しもいい。高層ビルなら虫の被害を受けることも少ないから、無農薬も可能だ。
ヒートアイランド対策にもなるし、ビルは夏涼しくて冬暖かくなる。

きっと問題は、お金がかかることなんだよね。シート敷いたり、専用の土を入れたり。水もあげなきゃいけないし。建築基準法とかクリアしなきゃならないし。

そんなおおげさなことをしなくても、ベランダ菜園するだけでもいいかもしれない。
ガーデンレタスミックスなんか良さそう。

まぁ妊娠とか出産とかしてると、そんな間はないわけなんだけど。
かくいう自分もベランダ菜園大好きでハーブとかさんざん育てていたわけですけど、妊娠と同時に全滅。ゆいいつ生き残ったのは、西表島で数枚の葉っぱをもらって持ち帰り育てていたベンケイ草。食えない。

今年こそはバジル育てるぞと思いつつ、もうすぐ6月(泣)。




2010年4月22日

子どものアレルギーは10年で倍増している

 東京都が3歳児を対象に実施しているアレルギー疾患に関する調査で、食物アレルギーに罹患(りかん)したことのある子どもの割合が09年は14.4%に達し、99年の7.1%から倍増したことが分かった。厚生労働省によると、未就学児の大規模な定点調査で食物アレルギーの増加傾向が裏付けられたのは初めて。

 調査は99年から5年ごとに行い、10月の3歳児健診で保護者に調査票を配布している。昨年は7247人を対象に、ぜんそくや食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状について尋ね、2912人(40.2%)から回答があった。

 3歳までに何らかのアレルギー疾患と診断された子どもは、99年36.8%▽04年36.7%▽09年38.8%−−と横ばいだった。しかし、食物アレルギーと診断された子どもは、99年が7.1%、04年は8.5%で、この5年で急増していた。原因食物は、卵が83.9%で最多。牛乳36.3%、小麦12.9%が続いた。

<食物アレルギー>10年間で倍増 東京都の3歳児調査(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

5、6人も子どもが集まってれば、ひとりかふたりはアレルギー持ちだ。
うん、アレルギーの子って、実際に多い。
アトピーの子もいるし、ぜんそくの子もいる。夜中にアレルギーから来る発作で救急車を呼んだなんて話も聞く。

自分が子どものころは、アレルギーを持つ子はクラスにひとりかせいぜいふたりぐらいで、その子は給食の時に牛乳が飲めなかったりしてた。すごく珍しく思ったりした。

そんなこんなで、子どもの頃から高校生ぐらいまで周りにアレルギーの人がほとんどいなかったし、自分もアレルギーじゃなかったし、花粉症とかにならないし、アレルギーとは無縁に過ごしてきた。

ところが、大学ぐらいから、アレルギーの人が周りにいるようになった。やがて気がついてみれば、とうちゃんがひどいアレルギー持ちだった。未知の世界だったからあわてた。
で、生まれる子どもがアレルギーにならないように、がんばってみた。

いろいろやってみて、実際、ふたりの子どもたちはアレルギーが出てないから、やってきたことは効果があったのかもしれない。お腹の子どもをアレルギーになりにくくするというタカナシのLGGヨーグルトを妊娠中授乳中には食べたり(もっともこの効果はメーカーが宣伝できないのであまり知られてない)、抗生物質とか農薬とか使ってなさそうな生協の食材にしたり、玄米食べたり、お腹の善玉菌を鍛えるためにエビオスとか飲んだりしてみた。あと、アレルゲンになりそうなものは食べなかった。妊娠中授乳中に牛乳は飲まなかった。タマゴもあんまり食べなかった。鉄分とかのサプリは摂った。

完全母乳で離乳食も遅めにした。母乳の子は1歳過ぎても母乳だけで大丈夫だなんて説もあるぐらいで、完全母乳なら、あせって離乳食を食べさせることはない。生後6か月ぐらいになって、食べたそうだったらあげればいい。まずはおかゆ。とにかくおかゆ。それから野菜。離乳食が進んで肉を食べさせるなら鶏肉。魚はしらすとかシャケとか。牛乳はそんなに飲まない。飲んでも1日にコップ1杯。タマゴもほとんど食べない。特に生っぽいのは避ける。3歳ぐらいまで続けた。思い返せば、味気ない食生活。

 東京都アレルギー性疾患対策検討委員の松井猛彦・荏原病院小児科部長は「原因は単純ではないが、添加物や加工食品の増加など、食生活の変化も一因だろう。昔は食べなかった食品が食べられるようになったことや、離乳食の開始の早期化なども考えられる」としている。

<食物アレルギー>10年間で倍増 東京都の3歳児調査(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

たしかに、変わったもの食べてる子多いよね。いやべつにその子にとっては変わったものじゃないんだろうけれど、コンビニ食とかスナック菓子とか結構小さい子も普通に食べてたりする。ファミレスやファストフードでしょっちゅう食事してたりする。それに、不況のせいか、安い野菜や肉を食べてる人が多いとなんとなく感じたり。いや安いのはいいことだし、良心的に安値で出してるところもあるし、価格だけじゃ判断できないけれど、その安さには理由があったりする場合もあるわけで。薬使ってるから安値なのかもしれないわけで。それはアレルギーには決してよくないわけで。

それがいいとか悪いとかではなくて、子育て環境にリアルにいると、あぁ格差があるんだなと、肌で感じたりすることは時々あったりします。単純に世帯収入の差とか学歴とかの差ではなく。うーん、あえて言えば、情報格差なのかな?