百日ぜきが、大人の間で急激に流行っているらしい
子どもに多い「百日ぜき」に大人がかかる割合が、この10年間で急増している。国立感染症研究所のまとめでは、患者に占める成人の割合は2000年の2.2%から09年には40.5%と増え続け、今年は9日までに56.8%となり、20歳未満を逆転した。感染研は「子ども中心の病気と呼ぶのはもうふさわしくない」とし、夏の流行期を控えて注意を促している。感染研は、全国約3千の定点医療機関から報告された患者の情報を分析した。調査対象が小児科を持つ医療機関なのに患者の年齢が高いため、実際の成人患者はもっと多いとみられる。
百日ぜきは、ワクチン未接種の生後6カ月以下の乳児がかかると死に至るおそれもある。大人だと、せきは長びくが重い症状を示すことはまれで、診断が見逃されやすい。
治療しないと、原因菌を3週間ほど排出し続けるため、感染を周囲に広げる心配がある。安井良則・主任研究官は「百日ぜきは麻疹の次に感染力が強い病気。せきが長引くようなら早めに受診してほしい」と話す。
asahi.com(朝日新聞社):百日ぜき患者、大人の割合急増 2010年は5割超 - アピタル(医療・健康)
百日ぜきは、赤ちゃんが誕生後間もなく、3か月から予防接種を受けることになってる。
赤ちゃんがかかると、死に至ることもあるという。
昔話にも、百日ぜきにかかって、幼くして死んだ子どもの話が時々出てくる。
でも、今の大人も、40代半ばまでなら、百日ぜきの予防接種は、ほぼ受けているんだよね。
それなのに、百日ぜきにかかってしまう。
どうやら、赤ちゃんの時に受けた百日ぜきの予防接種ではそう長い間免疫ができないようで。
激しいせきが長期間続く百日ぜきにかかる大人が増えている。医師の間でも「子どもの病気」と誤解され、風邪やぜんそくと誤って診断される患者も少なくない。医療機関への受診が遅れ、感染に気付かないまま職場や学校で蔓延(まんえん)させてしまう例も目立つ。はしかと同様、予防接種を受けていても免疫力が低下してくるのが流行の一因とされ、厚生労働省の研究班と日本ワクチン学会は9月から、11-12歳でワクチンを追加接種する臨床試験を始めた。 百日ぜき、大人に急増 2000年以降 予防接種受けても免疫力低下 / 医療・健康 / 西日本新聞
生後3か月未満の赤ちゃんの親が百日ぜきにかかっちゃったら、免疫がない赤ちゃんにうつっちゃうよね。
だから、赤ちゃんがまわりにいる大人は、たとえば妊娠中のママがいるパパとかは、百日ぜきの予防接種を受けといたほうがいいのかもしれない。
というか、予防接種ではなく、どうもせきが続くなと思ったら、すぐ病院へ行って早く治したほうがいい。
うん。予防接種で封じ込めていると、ブースター効果っていうのが得られなくなるしね、たまに軽く感染しといたほうがいいのかもしれない。
乳幼児期に受ける百日ぜきワクチンの効果が、小学校高学年になると約半数で失われることが、厚生労働省研究班の調査で明らかになった。社会全体の感染者が減ったため、菌にさらされて免疫を維持する機会が乏しくなったのが原因とみられる。3年前から国内で患者が急増しており、研究班は「11~12歳で接種する2種混合ワクチン(破傷風・ジフテリア)に百日ぜきも加えるなど、追加接種の必要がある」と指摘。国の定期接種計画の見直しを、近く厚労省に提言する。
定期接種計画では、百日ぜきと破傷風、ジフテリアの3種混合ワクチンを、生後3か月~7歳半に計4回接種することになっている。これによって、百日ぜきの免疫は一生、持続すると考えられていた。
ところが、2007年に大学生を中心とした流行が発生した。これを受けて、二つの研究班が11~12歳266人を対象に、百日ぜきに対する免疫物質(抗体)の量を調べたところ、122人(46%)は発症を防げる水準を下回っていた。
百日ぜき接種、免疫効果は小学高学年で半数が消失
うーん。赤ちゃんに、小学校に行ってるおにいちゃんやおねえちゃんがいたら、おにいちゃんやおねえちゃんも気をつけないと、赤ちゃんにうつっちゃうね。
あなどれない。せき。



