2010年2月20日

コロンとかわいい離乳食初期の食器

sonobe01.jpg

これ、すごく人気がある食器です。

一瞬、「食器?」という感じなんですけど、食器なんです。人生最初の食器。

実物はわりと小さいです。
だけど、人生最初の食事は、ほんとにちょっぴりのおかゆ。
だから、これでいいんです。

いわゆる普通の離乳食用の器って、離乳食の初期には大きすぎるんです。
ええ、最初はね、ありがちな離乳食用食器で、作ってみましたよ。離乳食。
でも、すりばちのような器のみぞに、作ったおかゆのほとんどがめり込んでしまって、器に食べさせているようなものでした。

ていうか、食べない。

完全母乳で育てたから、離乳食のマニュアル本にあるような、液体状のドロドロおかゆは食べなかったんです。噛みごたえのあるものでないと、食べませんでした。
だから、すりつぶす必要がなかったんです。マニュアル本のバカ。

軽く、ちょっとつぶした程度の、ご飯粒が残るようなおかゆを、少しずつ。これが正解の初期の離乳食でした。そういう離乳食を入れて、食べさせるための食器が......。
なかったんですね。
どの器も大きすぎる。どのスプーンも大きすぎる。
これは、食べてない。親が口になすりつけてるだけだ。
食べるっていうのは、そうじゃなくて......。そうじゃないはずだ。

「いったいこれでいいのかな?」と、それは疑問に思いました。
で、その疑問は正解だったと、8年近く経って、ようやく知るわけです。

sonobe02.JPG

木をくりぬいたちっちゃな器に、お部屋がふたつ。
おかゆと、おかず。
おかずは、ニンジン、カボチャ......、野菜を一品ずつ。

ちっちゃな、赤ちゃんの口のサイズにぴったりのスプーンですくうと、おかゆやおかずがスプーンに転がり込んでくるよう。それは、器が丸いから。

sonobe03.JPG

赤ちゃんの口の中にスッと入って、赤ちゃんの舌に食べ物を運ぶ、滑らかな木肌のスプーン。
赤ちゃんの研ぎすまされた感覚で、おっぱいの次に口に入れるもの。

赤ちゃんの腕でひっくり返されても割れない。手で持つと手のひらにすっぽりと収まって、なんとも握り心地のよい小さな木の器。
人生最初の食事は、やっぱり、暖かく。どこまでも優しく。

うん。もし自分が赤ちゃんだったら、この器とスプーンで最初の食事ができたなら。味気ないプラスチック製とかでなくて。
そんな思いを巡らせちゃったりする、このいかにも人の手でつくりだされた愛のある器。

離乳食用として使った後には薬味入れにも使えるということで売られているけれど、このてのひら皿と食べさせスプーンのセットを、何も入れずにただテーブルの上に置いて、その素朴なフォルムを味わっていたりします。

てのひら皿と食べさせスプーンのセット




2010年2月 1日

離乳食のための優れスプーン みかんの木のベビースプーン

みかんの木のベビースプーン

みかんの木から生まれたベビースプーンです。

みかんの木、知ってますか?

毎年みかんをいっぱい実らせるため、みかんの木は剪定します。
あまり高く伸びても収穫しにくいので、高くならないように切ります。
枝がいっぱいないとみかんがいっぱいならないので、枝も切ります。
だから、みかんの木は、節くれだってくねくねと曲がりくねっています。よく手入れされた木ほど。

みかんの木を切ったことがありますか?

とても堅いです。ハサミにぎゅっと力を入れて、パッチンと切ります。
もっともそれは細い枝の話で、幹を切るのはチェーンソーです。

みかんの木は、庭に植えると縁起がいい木ですね。
みかんを「だいだい」にかけて、代々栄えるようにと植えるんですね。

腐ったみかんの法則というのもありますね。みかんを箱なんかに入れておくと、1個2個とカビが生えて腐ってしまうものです。で、みかんを長く保存するには、そのカビが生えたみかんをいわば間引きのように取り出さないといけないんですね。そうしないと、他のみかんにカビがうつってしまうので。金八ですね。なんとも、みかんどころ独特のたとえです。そんな地に足のついてる感のある果実です。

みかんのネイティブな生命力。これは大したものです。
親戚がみかん山を持っています。もう手入れもしきれず、放置のみかん山です。
でも、毎年みかんがたわわに実るそうです。もぎ取るのも追いつかないので、熟せば落ちるがままです。放置のみかん山で手入れもしていないので、農薬とかしてません。そういうわけで無農薬の美味しいジューシーみかんが毎年収穫できます。

みかんを食べてると、黄色くなります。みかんどころの人は皮膚が冬場は黄色くなります。いや嘘じゃありません。

みかんの木っていうのは、強いです。

そんな生命力のあるみかんの木から作られたのが、このベビースプーン。

年老いたみかんの木は、切られて捨てられます。
でも、生命力に満ちたみかんの木。節だらけで曲がりくねっていても、それはみかんの木の生きた証。
捨てられていたみかんの木の命を愛おしく思った人が、いままで材料に選ばれることの無かったみかんの木を、小さなスプーンに加工したのです。

堅くて丈夫で、すべすべとしたみかん肌のスプーン。ほんのりみかん色。わずかにみかんの香り。

みかんの木のベビースプーン

スプーンを持った時の肌触りはもちろん、口に入れた時の感触は、ふたつと無いほどになめらかです。赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べ始めたら、みかんの木のスプーン、持たせてあげたいな。

赤ちゃんが自分で使える、みかんの木で作られたスプーン を購入する
icon

icon
icon