2010年4月26日

アンパンマンは桃太郎と鬼退治に行き、浦島太郎を竜宮城へ導いた らしい

 桃太郎の鬼退治にお供したのは犬、猿、おばあさん!? 桃太郎や浦島太郎といった有名な童話や昔話を子供たちが知らない傾向にあることが、大学教授らのグループが行った調査で分かった。人気アニメキャラクターが昔話に登場すると考える子供もいた。背景には、親がこうした物語の絵本を子供に与えないという近年の事情もあるようだ。

 筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)らのグループが平成2年から10年ごとに、子供と21の童話・昔話とのかかわりを調査。3回目の今年は東京都や愛知県などの幼稚園児259人を対象に、親を通じて自由回答による聞き取りで実施した。

 調査結果によると、桃太郎が鬼退治のときに腰につけた物について、2年の調査では3歳児の76%、5、6歳児の91%が「きびだんご」と正解。しかし、20年後の今回はそれぞれ22%、51%と低下。誤答にはパン、ケーキ、シチューといった洋食も挙がった。

 桃太郎と一緒に鬼退治に行った「犬、猿、雉(きじ)」の理解は、20年間で3歳児は49%から22%、5、6歳児で89%から50%にそれぞれ下がった。おばあさんやキツツキなどのほか、アニメキャラクターの「アンパンマン」と"珍答"もあったという。

 「浦島太郎は誰の背中に乗って行ったか」については、3歳児で理解していたのは62%から30%へ低下。犬、猿、桃太郎などの誤答のほか、ここでもアンパンマンが登場した。

「桃太郎のお供は?」「アンパンマン!」 昔話知らない子供たち(産経新聞) - Yahoo!ニュース

まぁほんとわやわやちびっこがいる所へ行くと耳タコなんですが、なんでもかんでも「アンパンマン!」と答える子ってわりといるんですね。

たぶん、質問の意味をあまり理解せずにひたすら「アンパンマン!」と言ってるんじゃないかと思うわけなんですけど、なぜにそんなにアンパンマンなのか。
アンパンマンのDVDとかエンドレスで見てるのかな。

でも、昔話を子どもに教えようと思うと、かなり強い意志がないとできないっていうのは、子どもを持ってかなり感じた違和感のひとつ。

まず、絵本が無い。というか、本屋が無い。
昔話の絵本はもちろん探せばあるんだけれど、もっと最近の話......たとえばうずらちゃんとかこぐまちゃんとかうさこちゃんとかはらぺこあおむしとか、そういう系統の絵本が前面に出てて、昔話の絵本は陰に隠れてる感じなわけで。わざわざAmazonで検索でもしないと、無い。

いわゆる童話も無い。
アンデルセンとかグリムとかイソップとか、定番的な童話の絵本も意外と無い。下手するとディズニーになっちゃってるし。

 徳田教授によると、訪問先の幼稚園などでは近年、アニメキャラクターが昔話や童話に登場するとの誤解を持つ子供が多いという。「物語をキャラクターでアレンジした人形劇などのイベントや、絵本の影響ではないか。アレンジを否定はしないが、子供たちが原作をきちんと理解してからでないと、誤解して育ってしまう」と憂慮する。

 絵本の所有率は、桃太郎が最も高かった。ただ、初回の調査では兄姉のいない5、6歳児の97%が持っていたが、今回は55%とほぼ半減。ほかの絵本の所有率も、浦島太郎94→38%▽さるかに合戦94→37%▽舌切りすずめ85→20%▽花さかじいさん88→29%−など軒並み激減。親がこうした昔話の絵本を与えない傾向が分かった。

 親が絵本を読んだり話したりした経験も、桃太郎97→73%▽浦島太郎97→55%▽かぐや姫90→32%−などと低下した。

「桃太郎のお供は?」「アンパンマン!」 昔話知らない子供たち(産経新聞) - Yahoo!ニュース

本当は怖いグリム童話を読めと言われても、まぁ子どもにはえぐいと言えばえぐいですけどね。
白雪姫も本当は王子様とちゅーして目覚めたわけじゃないし。
本当は怖いグリム童話を知らない人は、検索すれば読めます。

そもそも、特に日本の昔話は口伝えの伝承だったから、いったいどの話が本来の話なのかは、実はよくわからないわけなんです。びみょーに違う昔話が日本各地で好き勝手に広まってたりしたわけで。
桃から生まれた桃太郎も、あれは実は昔話とは言えなかったりして。比較的近代に、ようやく今読まれている桃太郎のストーリーに落ち着いたわけで。昔の昔話では桃から生まれてなかったりする。

桃太郎 - Wikipedia

たぶん、明治時代あたりに、好き勝手に伝わっていた各地の昔話がまとめられて、その時、当時の教訓や道徳が昔話に盛り込まれたんでしょうね。それが、今の時代のママには受け入れられないのかな。面白いから子どもに教えたいと思えば、やっぱり昔話の絵本を選ぶと思うんだよね。今のママはもう、昔話の絵本は教育上だけで選んでいるだけなのかもしれない。

たぶん、明治の人がこの世から少なくなるにつれ、その時代の「昔話」は消えていくんだろう。

だけど、うまくまとめてある昔話っていうのは、結構おもしろい。

決定版 まんが日本昔ばなし101 (幼児図書ピース)
決定版 まんが日本昔ばなし101 (幼児図書ピース)川内 彩友美

講談社 2002-09
売り上げランキング : 2539

おすすめ平均 star
starお得な一冊です!
star"アラサー"の方おススメ
star世代を越えて楽しめます

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これは、当時番組を作った人たちの情熱の成せる技だと思う。
昔話のストーリーを作る上でのリサーチやら脚本やら練りに練られて、それぞれかなりの労力がかかっている、今の時代では考えられない番組だ。川内康範氏監修だし。
それを厳選して本にまとめたという珠玉の一冊。
この本を毎日1話ずつ読み聞かせすれば、昔話は間違いない。

で、この本をさんざん読んで、もっと昔話や童話を読み聞かせようと思ったけれど適当な本が無いものだから、かあちゃんがどうしているのかと言えば、ブックオフの105円棚で昭和の時代の昔話や童話の本を漁ってきたりしてるわけです。全集なんか結構ばっちりあるわけで。
もっとお金がかからない方法としては、名作と言われる昔話の絵本を図書館で借りるわけなんです。他に借り手がいないので借り放題です。でも、気をつけないと、あまりにも借りられない絵本はお蔵入りしてしまっているので、作家さんや画家さんで検索してお蔵から出してと頼まなきゃならないってとこがネックです。




2010年1月14日

大豆は日々優れた脳を営んでいる

ヒジョーに忙しすぎる日々なんですが、合間を見てこの本を読んでます。

バカはなおせる--脳を鍛える習慣、悪くする習慣
バカはなおせる--脳を鍛える習慣、悪くする習慣
アスキー 2006-03-24
売り上げランキング : 689

おすすめ平均 star
star素晴らしい発見に図書館のすぐれちゃんも感激!
starなるほどと頷いてしまう読む価値はある本
star当たり前のこと

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

育児な脳科学おばあちゃん、久保田カヨ子さんの夫の久保田競さんの著書です。
この手の本は、子どもを産む前にかなり読みあさったのですが、またあらためて読んでみました。

で、今は無き『あるある』とか『おもいっきりテレビ』的ではありますが、その著書にこうあります。

" ただ、例外的にひとつだけ、科学的にはっきりしている「脳に良い食べ物」があります。
 それは、大豆です。" 

脳に良い物質は「アセチルコリン」。これは記憶力を高め、大豆の油に含まれる「大豆レシチン」 を摂ると、「アセチルコリン」が脳内で活発に合成されるとのこと。

 大豆のゲノム(全遺伝情報)を、理化学研究所植物科学研究センター(横浜市)など日米の国際チームが解読し、14日付の英科学誌ネイチャーに発表した。たんぱく質を作り出す遺伝子は4万種を上回り、多様な生命活動を営んでいることをうかがわせている。異常気象に強い品種や収量の多い品種などの育種が効率的に進むと期待される。

 解読によると、ゲノムの大きさを示す化学物質「塩基」の数は約11億対で、イネの約4億対より大きかった。一方、遺伝子は、最新の研究で約4万3000種類といわれるヒトを上回る4万6430種類だった。
大豆ゲノム:理研など日米国際チームが解読 品種改良、効率化に期待 - 毎日jp(毎日新聞)

科学的なのや非科学的なのや伝承やいろいろな文献を読んでみると、なんだかんだいって、日本の食事って優れていたんだなぁと思ったりします。

日本の大豆は日本じゃないと育たないんだそうです。
日本の土の中にある根粒菌が無いと良い大豆にならないんだとか。
その根粒菌は、日本の気候じゃないと育たないんだとか。

で、その大豆を、さらに納豆菌で発酵させて納豆にしてしまったり、煮て絞って豆腐にしてしまったりして、毎日食べてたっていうんだから、冷静に考えると、日本のすごい発見だと思う。

昔は、毎日夕方になると、鍋持って豆腐を買ってた日本の人。
もしかしたら、日本の遥かなる過去の高度成長って、大豆のおかげだったのかもね。