カンガルーケアで新生児の呼吸停止
ベビースリングっていうのは、優れた育児用品だと思う。
もしこれがなかったら、ずいぶんつらいものはあったと思う。
もともと、ベビースリングっていうのは、小さく産まれた赤ちゃんをお腹の中にいるような状態でおかあさんが抱っこしてあげるというケアに病院で使われていたりして、これがカンガルーのお腹の袋に入れているようでカンガルーケアと言ったりもした。
それを見た人たちが、素敵ね っていうことで、ベビースリングを使い始めたりした といわれている。
で、そもそもカンガルーケアっていうのは、産まれた直後のわが子を直に胸に抱いてスキンシップすることだという。
母乳で育てたいなら、産まれてすぐの赤ちゃんにおっぱいを吸わせるのが大事だとWHOは言う。
生後30分以内の赤ちゃんを胸に抱くのが大事だと......。
生まれた直後から赤ちゃんを母親の胸に抱かせる「カンガルーケア」(KC)を実施したところ、新生児の呼吸が止まるなどしたケースが全国で16例あったことが、27日に東京都内で開かれた日本母乳哺育(ほいく)学会学術集会で報告された。その後も増えているといい、報告者の渡部晋一・倉敷中央病院総合周産期母子医療センター長は、赤ちゃんの状態をきちんと観察するなどの実施基準を明確にすべきだと注意喚起した。KCは、母乳育児促進に有用とされ、広く行われている。新生児医療の専門医のグループが昨年全国205の病院を調査。16例のうち1人が死亡、4人が植物状態という。渡部センター長はうち3例について説明。KC中に赤ちゃんの呼吸が止まるなどしているところを発見されたが、いずれも赤ちゃんの状態が観察されておらず、事前説明も母親には行われていなかったという。「KCは推進したい。だが、どう実施するかだ」と話した。
asahi.com(朝日新聞社):出産直後のカンガルーケア 新生児の呼吸停止など16例 - 医療・健康
病院で産まれたアトムは、このカンガルーケアができなかった。
頭が大きくてスムーズに出て来なかったから、心拍が少し下がった。
だから、酸素を吸わされにアトムはすぐ別室に連れていかれてしまった。
産まれて30分以内に胸に抱く事ができなかったのというのが、いまだに思い残すことで。
日本で自閉症が急激に増え始めた時期は、厚生労働省がWHO/ユニセフの「母乳育児を成功させるための10カ条」を後援した時期(1993年)と重なる点にも目を向けるべきである。特に、この10年の自閉症スペクトラムの急激な増加は、完全母乳だけでなく「生後30分以内のカンガルーケア」が急速に普及した時期と重なっているからである。特に我国では、「赤ちゃんは3日分の水筒と弁当を持って生まれてくるから、その期間は糖水・人工ミルクは飲ませない」という指導が流行った時期でもある。 カンガルーケアに危険信号/久保田産婦人科麻酔科医院
なんていうか、お産の世界の軋轢を感じてしまうわけで......。
このへんなんだろうなぁ。妊娠してからあちこちで感じたなんとも形容し難い違和感は。
自閉症は遺伝じゃないんかい。
カンガルーケア発祥の地であるコロンビアは暑い。一方、日本はコロンビアよりも寒い。産まれた赤ちゃんをおかあさんの胸の上にほっとくと、日本の気候じゃ赤ちゃんの体温が下がって低血糖になりやすい。で、心肺機能停止になるんだとこのサイトでは言っている。
日本の産院が室温26度にしてたって、それじゃ寒いんだよと。南米でやってることが、日本でもそのまま通用すると思ったら間違いだと。厚労省はカンガルーケアの中止を通達すべきだと言ってる。
要は出生直後の温度かな。
長野県立こども病院の中村友彦・総合周産期母子医療センター長も「(正常出産でも)出生直後は呼吸循環状況が危機的な状況となる可能性が高いことを認識して実施すべきだ」と強調した。 asahi.com(朝日新聞社):出産直後のカンガルーケア 新生児の呼吸停止など16例 - 医療・健康
うーん。アトムをカンガルーケアできなかったのは、思い残すようなことではないのかなぁ?
出産する時に赤ちゃんの心拍が下がりやすいっていうのは、たしかその時言われたような気がする。
カンガルーケアできなくても、母乳で育てたし。
昔、日本のお産には「産湯」と「乳母」が常識であった。産湯は現代の保育器の役割を、乳母は母乳が十分に出始めるまでの期間、あるいは母乳が出ない人のために、今日の人工乳の役割を果たしていたと考えられる。産湯と乳母は、日本の産婆さんが経験から学んだ赤ちゃんを病気から守る知恵(予防医学)だった。近年の発達障害の急激な増加は、その歴史的な産湯と乳母が日本から消えた事が一因と考えられる。 カンガルーケアに危険信号/久保田産婦人科麻酔科医院
これはちょっと説得力があるような気がする。
昔は、赤ちゃん産まれたら即座にお湯につけてたんだよね。出産といえば、とにかくお湯を沸かして! 家中のヤカンとか鍋とかタライとかありったけの容器にお湯をためて! 男は外に出て!
でも、今の出産は、そんなに長く産湯につけないよね。洗い流したら完了。
きっと、昔は、もっとゆっくりたっぷり産湯につけてたんだろうね。
しかし、障害の原因が、産湯?
なにはともあれ、産む人が産む前にリスクを知っていないとならないよね。
でも、産む人には、赤ちゃんが大丈夫なのかそうでないのかは、判断つかないよね。
だから、ガイドラインが要るんだ。
ウランの時は助産院で、ウランが産湯につかって服を着させてもらってから胸に抱いたような気がする。すぐ胸に抱きたいと言ったら、助産師さんが抱っこと授乳をさせてくれた。ベテランのカリスマ助産師さんだったけれど。まぁウランもつるつる産まれたし。
産まれてすぐの赤ちゃんを裸でいさせるっていうのは、やっぱり直感的に考えて赤ちゃん寒いよね。出てきた赤ちゃんをすぐに抱きたい気持ちはわかるけれど、もしかしたらそれは親のエゴなのかもしれない。

















