子どもがのどに食べ物を詰まらせたらどうすればいいのか
男の子っていうのは、ほんとに、時折ふざけたことをする。
口に食べ物をくわえたままでわざとふざけたりする。
男の子。そういうのもかわいかったりするものだから親バカだと思う。
でもやっぱり教えなければいけないことは教えなければいけないから、繰り返し繰り返しさとす。
「いけません」。
千葉県船橋市宮本の市立峰台小学校(末永啓二校長)で6年生の男児(12)が給食のパンをのどに詰まらせ、窒息死していたことが21日、分かった。
同小などによると、男児は給食の時間の17日午後0時45分ごろ、直径約10センチの丸いパンを食べてのどに詰まらせた。ちぎって一口を食べた後、残りを2つに割って一度に口に入れたという。
気付いた担任の女性教諭がやめるよう注意。周りにいた児童がスープを飲ませるなどして廊下の手洗い場ではき出させたが取り除けず、男児が「苦しい」と訴え始めたため、教諭が廊下に寝かせて救急措置を施し、119番通報。救急車で病院に搬送されたが、同日夕に死亡した。
パンを喉につまらせることは意外と多いらしい。
ごはんに次いで2位だとか。
こんにゃくゼリーの比でない。
なんにせよ、子どものころは、飲み込むつもりなのがうまく飲み込めないということは多々ある。自分が子どもの時にどうだったのかを思い起こせば、「飲み込む」という行為はかなり難しかった。よく正露丸を飲まされたけれど、あれは臭いもあいまって飲み込めなかった。その他カプセルの薬などもうまく飲み込めなかった。魚の骨も飲み込めなかった。
大人になった今では、どれも飲み込める。
でも、子どもというのはまだ発達途中の体で、飲み込んだものが気道に入りやすいということを思い出しておかなければならない。
さて、子どもが食べ物を喉に詰まらせてしまったら、どうしたらいいのか?
「ごはん飲みこんじゃいなさい!」。
これは「魚の骨が」と言う時に言ったりする。
でも、すでに喉に詰まっている場合は、逆効果だ。
「お茶飲みなさい!」。
これも良く言う。
しかし、パンを水分に加えれば、ふくらむだろう。
余計に喉を塞ぎかねない。
小さい子どもなら、授乳の後のゲップを出すように、肩にかつぐ。
授乳後ゲップスタイルよりも頭が下がるように肩に子どもかつぐ。
ひざの上にうつぶせに乗せて、頭が下がる姿勢でもいい。
そして肩甲骨の間のあたりを掌の親指の付け根あたりでたたく。
大きくてかつげなかったら、椅子に腹を乗せてうつぶせにする。
頭を少し下げて、やはり背中をたたく。
気道確保のために顎を少し上げる。
要はとにかく体を逆さにして背中をたたく。
詰まったものが出て来たらかき出す。
しかし、これは慣れてないと難しいような気もする。
目の前にいる人が食べ物を喉に詰まらせるシーンなど、一生に一度あるか無いかで、慣れている人がいるわけもない。
口の奥に掃除機のノズルを入れて、詰まったものを吸い込むという手もあるらしい。お年寄りが餅を喉に詰まらせて、この方法で取り除いて生還したことがあった。専用のノズルも世の中にはあるらしい。吸う場所がずれると舌とか口内とかいろいろ別のところに吸い付いてしまうので注意しなければならない。掃除機で2、3秒吸って、止める。2、3秒吸って、止める。これを繰り返す。ずっと掃除機で吸ってると呼吸ができなくなる。
しかしこれは人手が必要だ。ひとりは救急車を呼び、ひとりは逆さにして背中をたたき、ひとりは掃除機を取りに行く。
そうは言っても、呼吸ができない状態は長く続けられない。そこに残された時間は2、3分。とにかく逆さにして背中をたたき、119番。救急車を呼ぶこと。
人手があって、背中を叩き続けても出なければ、掃除機の細いノズルか専用器具で吸い出してみるのもアリ。を万一の時のために刻んでおこう。
小6男児が詰まらせた給食のパンは、やわらかいパンだったという。
むしろ、歯で噛み砕かないと食べられないフランスパンみたいな固いパンなら、否が応でも噛み砕いてから飲みこんだだろう。
かあちゃんが子どものころは、給食のパンといえば食パンだった。
たまに出る揚げパンはごちそうだった。
いやそういうことの前に、「消防・救急は119」「警察は110」「住所」「名前」を、電話機のそばに書いて貼っておかなきゃね。ひらがなで。
かあちゃんが食べ物を喉に詰まらせたりした時に、アトムがすぐ電話できるように。
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コメント[2]
junさんこんにちは、ご無沙汰しました!
船橋の事件、まったく以って痛ましいです。
ウチの小学校では昨日、給食参観がありました。子どもたちの給食の一部始終を見たあと、親御さんたちが別室で子どもたちと同じ献立で試食をしました(たいして美味しくもなかったんですが・・・)千葉の例の事故の話が出るかなと思っていたんですが、出なかったのでちょっと残念です。
咽喉に詰まられた場合、後ろから両手でミゾオチのところを羽交い絞めにして、せーので、後方斜め上にキュッ・キュッっと引き上げる方法が良いと看護師から聞いたことがあります。
互いに子どもたちの食事、気をつけましょう(^-^)/
Posted by 寅の子文庫 at 2008年10月23日 13:59 | 返信
寅の子文庫さん、それ「ハイムリック法」ですね。これはテクニックがいるらしいので、一般人には難しいようです。間違えると肋骨骨折とか内蔵破裂とかになってしまうそうで。なので、まだ体が傷つきやすい小さな子どもに行うのはよろしくないようです。
給食の試食、私も春に行ってきました。パンだったんですけど、これが美味しいふわふわのパンで……。今の給食のはやりなんでしょうか。
Posted by jun at 2008年10月23日 22:05 | 返信
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