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2007年08月24日
葬式のあとに赤飯
東京駅に降り立つ。
かあちゃんは両手両肩に荷物。まさに手に余る子どもたちふたりを引き連れて歩く。
いろいろとお葬式とかをして、新幹線で東京に戻ってきました。
新幹線の改札を出て、目についたのは駅弁屋。
「今日は、食事作るとかそういう気分じゃないし、なにしろ東京駅に来てるんだから、晩ご飯は駅弁だな」と思い立つ。
駅弁大好き。やっぱ駅弁だよね。
かあちゃんは、『深川めし』にしよう。これ、よくいろんなところでオススメ弁当だもんね。一度食べてみようと思ってたんだ。
子どもたちは……。
お寿司が大好きな子どもたちは、『華てまり』という、てまり寿司の駅弁がいいと言う。あーーーー、もうもうもう、それでいい。寿司でOK。
「『深川めし』ひとつと、『華てまり』ふたつ、ください」。
なんか店の中に埋もれているおにいちゃんに言う。
包みを受け取り、お金を払う。
「レシート、いらないですよね」。
あぁもうどうでもいいから、早く渡して、荷物重たいんだから。
両手にいっぱいの荷物のかあちゃんには、もう駅弁持ちきれない。
アトムが駅弁手に提げて家に向かう電車に乗る。
「重たいよー」「重たいよー」とアトム。
もう6歳だ。そのぐらい持て!
家についたら、大好きなお寿司食べよう。
向こうにいる間、ずっと「おうちが一番いい」「おうちに帰りたい」って言っていた子どもたち。お家が一番ほっとするよ。お家で食べよう。
だから、がんばって、駅弁持って帰れ。
お風呂に入って、晩ご飯の時間。
「早くお弁当食べたーい」の子どもたちの大合唱。
袋を開けると、中に入っていたのは、『深川めし』ひとつと、『赤飯弁当』ふたつ。
・
・
・
『赤飯弁当』!?
買ったのは、『華てまり』という、手まり寿司のお弁当だったはず。
なのに、なぜに、赤飯?
『赤飯弁当』を前に、落胆する子どもたち。
「しかたないから、これ、我慢して食べて」。
でも、ほとんど箸をつけずに、ごちそうさま。
赤飯弁当を冷蔵庫にぶち込む。
だんだん、なんだか、いろいろなことが頭を駆け巡りムカムカしてくる。
いつも、たいていのところでもらっているレシートも、あのにいちゃんがくれなかったから、もらってなかった。連絡先わからないじゃん。
パソコンを起動して、東京駅のお弁当売店を検索する。電話番号を調べる。あぁでもこういうときに欲しい情報がすぐわかんないんだから、ほんとインターネットってダメ。
まず電話をかけてみた所は日本レストランエンタプライズ。かけてみると、買ったお店とは違うお弁当売店だった。でも、しっかりしているお弁当屋さん。買った場所とお弁当の名前を伝えると「それは、こちらではなく、膳まい という売店だと思います。ご連絡先をうかがえますか?」。いろいろとものすごくちゃんとしている対応。JR系列のお店は、そういうところしっかりしてるんだなぁ。
該当売店のアルバイト店員だという人から電話がかかってくる。
今は責任者がいないからまた明日にと。
アルバイトの人に言ってもしょうがないけれど、子どもが一所懸命楽しみに駅弁持って帰ったんだと言う。それから、お葬式のあとに赤飯を渡されたのだと言う。
荷物を抱えていなければ、子どもふたり連れていなければ、その場で袋の中身を見て、間違いはきっとすぐわかったこと。でも、そんな所にまで、とても気が回らない。子どもたちを連れていると、こういうことの連続ばかり。
それにしても、お葬式のあとに赤飯出される。思い返せば、そんな、あり得ないような出来事の連続ばかり。
かあちゃんの人生って、ネタ満載だなぁ。
Date : 2007/08/24 22:35
Posted : jun
Category : よもやま
Tags :
駅弁
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