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2004年09月26日
サッカーするんだ
「サッカーするんだ。野球はね、ちょっとおもしろくないんだ」とアトムがこのごろ言う。
サッカーらしいサッカーも野球らしい野球もしたことないくせに、3才児がナマイキなコトを言う。でも、幼児の勘のようなものがあるようで、わかるはずもないことをズバリ言い当てたりすることがよくある。今回もそんな気がする。きっと、この子はサッカーなんだ。
だから、ここのところ、かあちゃんはアトムとウランを連れて土手にでかける。芝生の上でサッカーボールをアトムと蹴りあう。ウランは芝生の上でそれを見てケタケタ笑いながら這ったりしている。
アトムはサウスポーなのに野球やらないのかもったいない、星飛雄馬なんかとうちゃんにムリヤリ左利きに矯正されたんだぞ、と思ったら、ボールを蹴る足も左利きのようだ。「サッカーはおもしろい」と言う。かあちゃんは延々とボール蹴りの相手をする。いくらスポコン舞台の王道の土手とはいえ、そんなことしてる親子は他にいない。はたしてほほえんでいるのかあざ笑っているのか、笑いながら通行人が眺めて通り過ぎる。
かあちゃんは、アトムを妊娠してすぐ妊娠悪阻になった。ちょっとでも動くと際限なく吐くので、ひたすらじっと横になり続けていた。動かせるのは目だけだったので、気を紛らわせるために、その時やっていたシドニー・オリンピックのテレビ放送を見ていた。サッカーの試合を毎日見ながら、まだお腹の赤ちゃんが男か女か生きるか死ぬかもわからないうちから、「ゴールを決めた稲本潤一選手のような、元気な男の子だといいな」と願いながら、朦朧とひたすらサッカーを見ていた。
まさか本当にそんな男の子が産まれるとは思わなかった。ウソみたいだ。胎教というのは、本当にあるのかもしれない。
だから、かあちゃんも、サッカーするんだ。
Date : 2004/09/26 00:00
Posted : 育児な手帖管理人
Category : アトム
Tags :
None
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